質疑応答

平成16年予算委員会(教育費)


のびのびルームについて

質問1  のびのびルームに関連して、質問をさせて頂きます。 新規事業も、環境改善に向けて着実に予算処置もされ、進展する状況の中で、今日は、受益者負担の公平性に関連して質問をさせてもらいます。
 のびのびルームの、授業料の滞納状況について説明を願いたい。

 本年1月末現在の収入未済状況ですが、平成9年度分が784,000円、10年度分が988,000円、11年度分が784,000円、12年度分が3,040,000円、13年度分が3,716,000円、14年度分は4,388,000円、平成9年度から14年度までの合計が13,700,000円となっております。

質問2  のびのびルームの実施校区中、負担金の滞納がない校区あるのでしょうか。

 のびのびルームは、現在87校区で実施していますが、滞納がないのは6校区です。

質問3  81校区の滞納があり、6校区のみ滞納がない状況との事ですが負担金の性格からして、6校区に滞納があって81校区に滞納がないと言うのなら分かりますが、惨憺たる状況ですね、年々、滞納額が増加していますが、増加の理由についてどのように思われますか。

 負担金滞納増加の理由についてですが、利用児童数が増加している一方、長引く不況の中で、厳しい経済状況が各家庭の生活に影響しているものと思われるほか、保護者の意識や本市の負担金の徴収方法・督促方法等様々の要因があると考えられます。

質問4  のびのびルームの運営主体はどこですか。また、負担金の徴収は、どこが行っているのでしょうか。

 のびのびルームの事業主体は教育委員会であり、運営は(財)教育スポーツ振興事業団に委託しています。負担金の徴収については教育委員会社会教育課で行っております。

質問5  負担金の滞納者に対する、対応はどうのようになさっていますか。

 負担金滞納者に対する対応ですが、負担金の納入期限は毎月10日と定めており未納者に対しては、督促状を送付しております。督促状送付後、一定期間ののち納入状況を確認し、なお未納者に対しましては、2回目の催告書を送付しております。2回目の催告後も未納の者に対しましては、利用承認を取り消す旨の最後通告も含め3回目の催告を行い督促に努めております。以上のような経過を経ても負担金の納入がない場合は、電話による督促行為を行っております。また、前年度滞納のある者については、次年度のびのびルームの利用申請があっても利用承認しない扱いをしております。

質問6  時期を見て、滞納家庭に電話をする。質問をされると対応策を考えるが、言われなかったら何もしない、次年度の利用承認を一つの抑止力としている状況もわかりますが、小学校を卒業した滞納者や次年度ルームを申し込まない滞納者については、説明のあった利用承認を認めないという抑止力が利かないケースもあると思うが、この点についてはどうですか。

 次年度の利用承認をしないということで滞納防止への一定の効果を上げているところですが、これにより滞納が解消されることはなく、委員お示しの実態があるということについても認識しております。

質問7  受益者負担の公平性の観点から、税の特別徴収のように教育委員会として体制を組み対応すべきではないか。

 本事業は、児童の健全育成と子育て支援を目的として実施していますが、運営経費の一部負担金をいただくことを条件として、利用承認をしているところであります。滞納者については、先程申し上げた対応をしておりますが、負担金の納付方法についても、現在は納付書による金融機関からの口座振込のみですが、口座振替の導入や運営主体における徴収も視野に入れながら今後検討してまいりたいと考えております。また委員ご指摘の滞納者への特別徴収につきましても検討してまいりたいと考えております。

(以上) 

(要望)
 のびのびルームにおける滞納者については、受益者負担の公平性の観点から問題があり、所管においては保護者がより納付しやすい方法や啓発に努めるとともに、滞納者に対しても、単なる督促状の送付といったことではなくその徴収体制について本腰を入れて取り組まれたい。また、負担金の徴収については、運営主体である事業団が関与するといったことも含め様々な方法を検討し実効あるものとされたい。

受益者負担の公平性は、広く市民に理解してもらう為に、行政サービスを受ける側の義務として、当然、支払うべき負担額は納めるべき性質のものでございます。
行政がお金を出しているから、滞納しても構わない、そう言う意識が受益者側にあるとすれば、大きな問題であります。
運営主体は、スポーツ振興事業団であり、運営資金の管理は行政が行うこのシステムに、滞納が発生する大きな要因があるような気がしてなりません。
銀行振り込み制度のみの徴収方法にも問題があります。
参加する子どもが一番信頼するのは、担当するスタッフであり、主任ワーカーであると思います。親もルームに迎える事でしょう。

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