質疑応答

平成16年予算委員会(総務費)


ヒストリックカーミュージアムの整備について

質問1  2月20日付け朝日新聞夕刊に、大きな見出しで「倉庫に眠る名車50台」と掲載されましたが、我が党の小郷議員が平成12年11月に、ヒストリックカーの展示活用を要望し、私が平成13年3月の予算委員会でヒストリックカーミュージアムの整備状況を質問しています。
 これに対して、ヒストリックカーミュージアムは、平成14年度に着工し、平成15年度中にオープン、場所は『ハーベストの丘』西エリアの広場を予定していますと当局は答えています。その時私は、延期のないようにとお願いしましたが、未だミュージアムが整備されていない状況であります。
 あらためてヒストリックカーについてお聞きしたいと思います。
 寄贈年月日とその相手方、台数をお教えください。

 寄贈年月日は、平成5年10月1日
 寄贈の相手方は「カメラの(株)ドイ」の故土居君雄氏のご遺族、妻の土居満理恵様です。
 寄贈車両50台と他に(株)ドイ名義の8台の寄託を受けています。

質問2  保管場所とそれらの車の状況はどのようになっていますか。

 これらの車は、泉北倉庫(旧学校給食センター調理場跡)に保管しています。
 寄贈・寄託車両58台のうち、展示・走行とも可能な車が31台。展示のみ可能な車が20台。その他車体の部分展示の可能な車が7台です。

質問3  58台の全てが全部この泉北倉庫に保管してあるのでしょうか。

 寄贈車両の内3台については、平成9年度から「りんくう国際物流センター」に貸出展示し、ヒストリックカー並びに本市の情報発信に努めております。

質問4  平成14年度の維持管理費は全体でどのくらいでしょうか。その内訳はどのようになっていますか。

 約2700万円です。車両の維持管理費や修復作業、いわゆるレストアなどで約2360万円、倉庫の警備費や光熱水費などで約280万円、活用展開事業費で約60万円です。

質問5  2700万円の管理費というのは、単純に計算して一台あたりの単価に直しますと約46万円ということになりますが、非常に高いように思いますがどのようにお考えでしょうか。

 その経費の中には、レストア(修復作業)の経費も含まれており、歴史的なヒストリックカーの性格上、別注の部品が必要であったり、高度な技術を必要とするなど、経費増の要因の一つとなっています。

質問6  これまで、堺市では何台修復作業を行ってどのくらいの経費を費やしていますか。

 車両9台と他に木型2台を修復しています。経費は約2850万円です。

質問7  「りんくう」に貸し出しているとの事ですが、その他にこれまでどのような活用を図ってこられましたか。

 これまで「堺まつり」のパレード参加や「各支所まつり」での展示や写真撮影会などを行ってまいりました。今後も積極的に活用展開を図ってまいりたいと考えております。

質問8  平成16年度のヒストリックカーの予算はどのようになっていますか。

 堺市文化振興財団補助金より合計で約1250万円となっています。この経済情勢の中、維持管理、点検項目の内容を見直し、車両のコンディションを保ちつつ、全体維持経費の軽減に努めたいと考えております。
 なお、レストア作業は予定していた車両については、一定終了しております。

質問9  冒頭に話をした通り、市が『ハーベストの丘』でのヒストリックカーミュージアムの建設計画を取りやめたのは、どういう理由からでしょうか。

 ヒストリックカーミュージアムにつきましては、平成14年工事着工、平成15年オープンの予定で進めておりましたが、この間の社会経済情勢や本市の財政状況の変化により、「ハーベストの丘」への建設計画が困難となり、その後、民間活力の導入を視野に入れて事業展開を図るべく模索しているのが現状です。

質問10  民間活力の有効利用を図るという時代背景を受けて、『ハーベストの丘』よりも、『臨海地域の堺大区未利用地』の一画で、ヒストリックカーミュージアムの建設を行えば、今回発表されたトリガー事業との相乗効果で集客効果は大きく向上すると思いますし、実現性の高い方法だと考えますが、真剣に再考を申し入れたいと思います。

 ご指摘の場所も選択肢の一つとして考えて参りたいと存じます。いずれにいたしましても、民間活力の導入による早期事業着手に向け、今一層の努力をして参りたいと存じます。

(要望)
 平成5年10月の寄贈から、11年目を迎えますが未だ市民の目に見えない状況のままです。今度は、是非とも実現して頂きますように強く要望申し上げます。

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