最近思うこと

      赤ちゃんポストの状況に思う

 親が養育出来ない赤ちゃんを匿名で託す、初めての『赤ちゃんポスト』が熊本市に設置されました。設置場所となった慈恵病院は『こうのとりのゆりかご』として運用を開始しました。
初めて、『こうのとりのゆりかご』に預けられたのは3才児であり自分の名前がしゃべれる子どもでした。その後、二人の子どもが預けられました。
3才児が預けられた事に、多くの国民が疑問を抱いたのでないでしょうか、育児放棄的な要素もあり、また養育できない大きな問題もあったと思います。が親子の絆を思うとき『こうのとりのゆりかご』があったから命が救われたと思う反面、子どもと共に苦労することが出来なかったのか、新たな人生のために一緒に暮らすことが難しかったのか、色々な事情を推察しながら、とても複雑な気持ちになってくる自分の感情を、明確に整理することが出来ませんでした。
その後『こうのとりのゆりかご』に二人目、三人目と短期間で預けられた状況に最近はやりの『出来ちゃった結婚』を考えずにはいられません。
経済的に子どもを養育できる確証なしに、子どもが出来てしまう。
二人の愛の証であるべき子どもを、育てることの出来ない状況で、子どもができることが、間違いであると思います。出来てしまった子どもの命を守るための方策を考えることも大事ですが、親としての責任を全う出来るか、また、精神的な強さが有るか、と考えることが大事であると思うのは、古い考え方なのかと疑問を覚えます。
命を守るシェルターとしての役目には賛成ですが、親としての責任放棄は今後の社会のあり方に大きな問題を提起しているように思えてなりません。

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