最近思うこと

大人教育のための、子ども条例を考える

 先日、金沢市に『金沢子ども条例』の視察に行かせてもらいました。
 金沢子ども条例の正式名称は『子どもの幸せと、健やかな成長を図るための大人の役割に 関する条例』となっていました。
 子どもの育つ環境を主体的に構築するのは、大人であり大人の正しい行動こそが、子ども の育つ環境を良くすると明記されていました。このコンセプトを基軸に、子育ての環境づ くりが展開されています。
 企業が三番目に位置づけられているのは、最近、親の働く姿を見る機会が少なくなりまし た、子は親の背中を見て育つと言われていますが、労働の姿を見せ自分たちを育てるため に、汗を流す姿こそ無言の教えであり親への尊敬の念を持つものだと説明がありました。
 企業への協力要請は、各会社を訪問し社長方針の中に子育て条例の取り組みを具体的に 入れてもらう努力や一週間に一度は、定時退社日を設定してもらい子どもとのコミュニケ ーションの機会を増やしてもらう、など行政の努力も積極的なものでした。
 自分の会社に、子どもを連れて行ったことがありますかと聞かれ、運動会や文体行事の 話をすると、お父さんが会社で遊んでいる姿を見せている状況ですねと言われました。 働く姿こそ教育なのです。大人の行動が変わるとき子どもの育つ環境が変わるのです。子ども条例とは名を借りた、大人社会を変える条例であると痛感しました。
 堺市も、多くの企業が集積しています。各々の企業が子育てについて考えるとき堺の環 境が変わると思います。
 現在の環境を、主体的に司る大人の正しい行動規範こそ環境を変える、主体的要因である ことを心して、いい環境作りに共に邁進したいものです。
 行政視察の報告書をアクティブレポートの中にファイルしてあります。ご一読頂ければ幸 いです。

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